株式会社ゼロベース

NEWS / BLOGお知らせ・ブログ

社長の想い、社長の覚悟、資金繰り、予算、中期計画。

2019.03.18

代表者ブログ

僕は、2007年から会計士をやっています。
2007年~2014年は、監査法人トーマツ。大手のクライアントばかりでした。
会計士になると、最初は預金残高のチェックからです。

 

先輩「この預金残高で問題ない、と納得するまでチェックしろ」

 

僕「は、はい(困惑気味・・・)」

 

先輩「総勘定元帳をもらってきたら?」

 

僕「は、はい(総勘定元帳ってなんだったかな?勉強はしたけど・・・)」

 

——-監査部屋からクライアント経理部のところへ行き、、、——-

 

僕「預金の総勘定元帳をもらえますか?」

 

イヤミなクライアントの人「全部ですか?期間は?」

 

僕「(よくわからないけど、、)1年分ください」

 

イヤミなクライアントの人「紙ですか?データですか?」

 

僕「か、紙でお願いします。。」

 

イヤミなクライアントの人「のちほど監査部屋へお持ちいたします」

 

僕「は、はい。。」

 

——-監査部屋にて——–

 

イヤミなクライアントの人「お持ちしました」

 

僕「・・・・・(絶句)。」

 

もらいましたよ、紙で上場会社の預金の総勘定元帳。
厚さでたぶん20センチ。
これは嫌み以外の何物でもないだろう・・・。
(僕の無知がいけないことも認識しています泣)

 

そこからのスタートしました。
僕の会計とクライアントのスタート。

会計がなんのためにあるのかを知りたかった。
経営を考えるにあたって、会計がどう生きているのかを知りたかった。
最初の頃は、全然わかりませんでした。
「監査」という仕事がら、数値とのにらめっこ。
上場会社を中心に、数値や内部統制(業務フローのチェック)を7年間、続けてきました。
トーマツに勤めて、学んだことは、「大企業ではどう管理して、どうアラートを数字から出しているのか」ということ。

 

今もすべてが分かるわけではありません。
でも、12年前よりはわかるようになったと思います。
中小企業とお付き合いさせていただき始めたのが2014年10月。
かれこれ4年になります。
そして僕自身も小企業の経営者。
勉強になります。
やはり習うより慣れろ。
これだけ勉強をして、実務を積んできて、何を大切にするのかなと思っていました。
PL(損益計算書)を毎月付けて、チェックするのかなー?
とか、
BSみながら流動比率なんかみちゃうかなー?
とか。

 

実際は全然違う。
預金残高の一点でした。
預金残高しかみない。
トーマツのときは、新人がサラッとみて終わるだけだった、預金残高。
独立するとなによりも大切。
資金繰り表だって、クライアントのをそんなに見たことがなかった(トーマツ時代)。
今は、PLと同じくらい資金繰り表が大切。
資金繰り表を作らないと、1年後の着地(預金残高が足りるのか)が読めなくて、不安になります。。

 

また、会計しか知らずに経営を考えていた時代にはない感覚があります。
それは「経営者の覚悟」です。
会計で経営を考えるタイミングに「減損会計」や「税効果会計」などの見積項目、というジャンルがあります。
経営をしたことがない、もしくは経営を真剣に考えたことがない会計士は、会計基準が頼り。
会計基準がこういっているから、こういう判断。
それだけ。
見積項目を考えるにあたっては「予算」や「中期計画」も見てきました。
数値だけの計画。
クライアントの想いなんかは目もくれず。
だって、想いは数値が書いてないから。
数値があれば、見積項目の監査はできたから。
資金繰りをみなかったのも、そんなこと、大企業は僕たちが見る以前にちゃんとやっているから。
だから見なかった。

 

それが今となっては、すべて見ています。
社長の想い、社長の覚悟、資金繰り、予算、中期計画。
すべて大切です。
これをどう実現に結び付けるのか。

 

ここからがゼロベースの本気の見せどころです。

会計士が教える 会計ソフト”freee(フリー)”のオリジナル機能の使いこなし方 パート1

2019.03.16

代表者ブログ

~専門家に使いづらいから良い!? 会計ソフト”freee”

会計ソフト”freee(フリー)”。
弊社では、freeeを開業当初の2014年より活用をしており、約4年間になります。
freeeは、会計ソフトでありながら、簿記を勉強してきた方/会計事務所勤務の方にとっては、とても使いづらい?会計ソフトだといわれてきました。
その理由は至って簡単。
他の会計ソフトは、会計の基本である「簿記」の知識を基にプログラムが組まれています。
しかし、freeeは「簿記」の知識からではなく、「直観的操作」がベースにプログラムが組まれており、プログラムの裏でこそっと「簿記」が組まれている、という仕組みだからです。
この「専門家に使いづらいところ」がとてもポイント。
会計資料を見るのは、あくまでも会計を知らない人々。
その人たちにとって、いかに見やすい会計ソフトであるべきかを追求されています。

 

そんな会計ソフト”freee”。
他の会計ソフトとの違いがあるために、その使いこなし方にもコツがあります。
弊社で4年以上使い続けた結果見えてきた、『より使いこなすためのオリジナル機能の使いこなし方』をここではご紹介いたします。

 

1.タグの機能~4種類のタグ、目的は分析~

 

freeeには、4種類のタグ機能があります。一般の会計ソフトでいうところの「補助科目」であって、イメージは補足情報で後からその部分だけを切り出して使いたい時に利用します。
それは次の4つです。
 A.取引先タグ
 B.部門タグ
 C.品目タグ
 D.メモタグ

 


これらのタグには実は特徴があって、使い分けと優先順位があります。
タグを付ける目的は、今後の戦略を立てるために「いつ、どこに、いくら、かかっていたのか」を分析することにあります。
分析をするためには、情報はできるだけ細かく、そして正確に登録することがオススメです。
とは言いつつも、経理のために会社があるわけでもないので、手間なくタグ付けをする必要があります。
タグは、後から一括で修正も可能ですので、速報値を把握するためには、タグ入力なしでも問題ありません。
また、タグの優先順位もあります。
上記A⇒Dの順番で優先順位が高いと考えられます。
取引先ごとの分析のケースは多いため、まずは取引先タグの設定が大切です。
また、分析ができるから、と細かく設定をする方もいますが、まずは粗々で正確性よりもスピードを重視し、早く数値を把握する、ことにフォーカスすることをオススメしています。

 

====まとめ====
・タグは4つ。そのうち取引先タグは使いこなそう
・タグをたくさんつけすぎない。全体感の数値把握のスピード優先。
・タグは後から一括更新も可能

 

2.自動登録ルール~自動で取引登録の設定しすぎに要注意!~

 

freeeのオリジナル機能のひとつに「自動登録ルール」があります。
自動登録ルールとは、ネットバンキングやクレジットカードの利用明細の「摘要」の記載内容をキーワードとして、freee上で『○○○と記載されている場合は、外注費として登録(or推測)してください」とする機能です。
この自動登録ルールは金額で区分を設けて自動登録ルールを設定することが可能です。

 


便利な機能である反面、自動で登録、をバンバン設定すると、「見ず知らずの内に試算表が完成する」という不思議な現象が起きます笑。
これがある意味厄介。
例えば、地代家賃の支払いの場合、多くのケースで「〇〇不動産」とネットバンキングの摘要欄に記載がされています。
これを見たfreeeユーザーが
「〇〇不動産は、地代家賃として登録する」と自動登録ルールを設定したとします。
このとき、○○不動産との契約時の敷金や礼金、更新料の支払い、火災保険料の支払い、などなどのすべてが「地代家賃」としてfreee上で登録されてしまいます。
登録されてしまうと、あとで見返すのが一苦労・・・。
そこで、弊社では自動登録ルールを設定いただく際は、以下のルールを徹底しています。


====freeeでの自動登録機能の設定時のルール=====
・金額で区分する(一定金額のみ or 金額の範囲を設定)
・会計事務所に自動登録ルールを事前に相談する
・自動登録までとせず、「推測」にとどめる

 

これらのルールを守らなければ、本当に会計帳簿がおかしくなってしまいます。
会計帳簿がおかしいことになると、2つのリスクが発生します。
・現状分析ができないリスク
・税務処理が間違い、追徴課税が課されるリスク


これらのリスクを避けるためにも、まずは会計事務所にご相談をすることが大切です。

 


弊社では、各クライアントに状況をヒアリングし、最大限の効率的且つ効果的な会計資料の作成支援を行っております。
初期診断は、無料でおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせをいただけましたらと思います。

会社を成長させたいなら“議事録”を見直そう 〜議事録を使ったシンプルPDCA〜

2019.03.09

代表者ブログ

先日、クライアントから「会議で決まったことがなかなか実施されない」という相談を受け、議事録を拝見させてもらいました。

 

会議や打合せの時間が一日の業務のほとんどを占めている方も多いでしょう。私は、その大切な時間をより効率的なものにするために、議事録がとても大切な役割を持っていると思います。

 

また、最近問題視されている無駄な会議が議事録を見直すことで有意義なものに変わるかもしれません。もし、会議に課題を感じているなら議事録を見直してみませんか。

 

 

議事録を取る目的は何か

 

議事録を見せてもらって気になったのは、「Aさんが◯◯と言った」というその場の状況をただ羅列した形式であったこと。単に会議の録音を起こしただけのようなものでした。これだと議事録を一目見ただけでは、どんな内容なのかよくわかりません。

 

なぜこのようなとり方をしているのか理由を聞いたところ「会議後に言った言わないで揉めることが多いので、誰が何を言ったかを中心に記録するようにしている」とのことでした。しかし、これでは参加者以外のメンバーは内容を把握しにくく、また、重要なタスクが埋もれてしまう可能性のほうが高いように感じました。

 

議事録の一番の目的は、誰が何を言ったのかという経緯の記録ではなく、決定事項の共有です。そして、会議に参加していないメンバーでもこの決定事項を把握できるようにする必要があります。

 

 

“報告事項”と“決議事項”の2大テーマ

 

会議中の内容を“報告事項”と“決議事項”の2つに大きく分類し、報告事項については誰が何を報告したかがわかるように記載します。また、決議事項には、誰が、いつ、何を行うかを明確にする必要があります。さらに、TODOとして進捗の確認が必要な場合には、その確認方法や報告日時も決めておきましょう。また、進捗管理は次回の会議では報告事項として必ず報告を求めましょう。

 

議事録は新人ではなく、ナンバー2がとるべき

 

また、もう一つ気になったのが議事録を取る人が会議でどんな役割か、ということです。たいていの会社では、参加しているメンバーの中で若手や新人が担当しているのではないでしょうか。会議の内容に対して口を挟ませず、ただ議事録を取ることに集中させているケースが多いのです。

 

もし“議事録を取ることは、下の人の仕事である”と考えているなら、その考えはすぐにやめましょう。

 

議事録はその会議の主催者もしくはそのプロジェクトのリーダーなどの責任者が取ることが適切です。議事録を取りながら会議をモデレートし、必ずその会議での結論を出していく必要があるためです。

 

 

議事録をいつ提出するか

 

確認や編集に手間取って会議から数日後に議事録が共有されている場合、業務に支障をきたしている可能性があります。

 

例えば、その会議での決定事項として何か動かないといけない場合に、そのタスクが漏れてしまう可能性があります。また、会議に参加していないメンバーを巻き込む必要がある場合は、議事録がないと共有することができません。

 

議事録はスピードが命です。できれば、会議終了時に共有できるのがベスト。遅くとも会議当日中には共有できるようにしましょう。

 

議事録作成には、事前のアジェンダ共有も大切

 

会議を実施する際、事前にアジェンダを共有していますか。アジェンダとは、その会議で論じる議題のことです。

 

アジェンダを共有しておくことで参加者が事前準備をして会議に臨むことができるため、時間内に結論が出やすくなり、会議中に議題から逸れることも少なくなります。また、アジェンダを共有する際に各議題に対しておおよその時間配分も決めておくと、さらに会議の進行がスムーズになります。

 

議事録の最後に次回会議の実施日とアジェンダを入れておくと良いでしょう。

 

▼良い議事録の例

議事録を使って、スピーディーで正確なPDCAをまわそう

 

会社の成長のためには、常にPDCAを回していくことが大切です。

 

そのために、会議をただの話し合いの時間にせず、議事録で次のアクションを明確にしましょう。議事録を読んだだけで、誰もが会議の目的、報告事項、決定事項(誰が、いつまでに何をやるか、その結果をいつ確認するか)を把握できるようになれば業務スピードは一気に加速することでしょう。

 

経営や会計についてのお困りごと、経営課題をもっと明確にしたい方はお気軽にご相談ください。

全国ニュースにて放映!freee主催セミナー「副業サラリーマンと確定申告」に渡辺と澁田が登壇

2019年2月15日、freee本社のある五反田にて、サラリーマン向け確定申告セミナーが開催され、

講師役として弊社代表の渡辺(会計士・税理士)と澁田(税理士)の2名にて登壇をして参りました。

当該セミナーでは、副業サラリーマンから多くの質問が寄せられ、活発な議論が行われるとともに、

サラリーマンにおける確定申告について、約60分のレクチャーをさせていただきました。

 

なお、セミナーの様子はフジテレビ系列のニュース番組にも取り上げていただきまして、その模様は以下となっております。

https://www.fnn.jp/posts/00426470HDK

 

 

====セミナー概要=====

日時:2019年2月15日(金)18:30~19:30(18:00開場)

【講演内容】
1:確定申告とは
2:青色申告と白色申告の違い
3:副業の確定申告に必要な書類
4:スマホで簡単、確定申告書類の作り方
5:Q&A

【講師】㈱ゼロベース/渡辺勇教会計事務所 代表 渡辺勇教

【参加費】無料

【参加対象者】会社員をしながら副業している方、会計freeeを使って確定申告書類の作成を検討している方
※ 給与所得のない方は対象としていない内容です

会計士が見た“成長できる会社”と“成長できない会社”の圧倒的な違い

2019.02.18

代表者ブログ

“もっと会社を成長させたい”、“世の中に伝えたい想いがある”、そんな強い志をお持ちの社長は、世の中にたくさんいます。しかし、実際に計画どおり経営ができている会社は、ほんの一握りではないでしょうか。

 

私はそのように計画がうまく遂行できていない社長の相談役として会計、財務、税務など“会社のお金の使い方”をサポートしています。

 

 

“お金の使い方”と一言で言っても、会社の場合は組織運営や人員配置なども当てはまります。借入れや税金だけでなく、人事採用や教育、商品開発なども含めて、今どこにいくら割くべきなのかを見極めることが“お金の使い方”です。これがうまく見極められないと、社長や決裁者の考えだけですべて決まってしまうようになります。

 

会社を成長させるかどうかは、お金の使い方次第と言っても過言ではありません。会社の成長にとって最善の選択をするためには、私たち会計士が第三者の視点でバックアップしていくことが必要です。

 

事例1)機能していない“名ばかり役職者”

 

私のクライアントにBtoCのビジネスで首都圏を中心に15店舗ほど多店舗展開をしている会社があります。社長と各店の店長というフラットな組織で従業員120人ほどが働いていました。

 

最近になって「店長よりも上のポジションを置きたい」、「各店だけでなく、エリアごとに管理する役を作りたい」という理由で新しく“マネージャー”というポジションが設置されました。しかし、役職を与えたあとも今まで同様にスタッフとして店舗で働いていました。役職を与えたのは良いものの、組織としてマネージャーに何をさせたら良いかをわからなかったのです。

 

この状況を打開したいとの相談を受け、私がアドバイスしたことは2つです。

 

「名ばかり役職者」を改善するポイント
・社長が店長や経理に聞くことをやめ、マネージャーに聞くこと
・マネージャーが店舗に立つ時間を段階的に減らすこと

 

最初に行ったのは、情報伝達ルートの整理です。社長が店舗の状況を店長に聞いたり、予算の状況を経理に確認したりしていたため、いつまで経ってもマネージャーは数字を“自分ごと”として捉えられない状態でした。

 

そこで、意図的に情報伝達ルートにマネージャーを挟むことにし、聞かれたことを把握していないのは自身の力不足であるということを理解させました。この役職なら知らないといけないことだと危機感を持ってもらうためです。指示されたタスクを消していくことがマネージャーの仕事ではありません。単純な作業をこなすのではなく、自ら考えて行動することが求められているからです。

 

 

次に行ったのがマネージャーの業務内容の見直しです。これから考えるための時間が必要となるため、お願いしたい役割以外の時間を削減してもらうことにしました。

 

もちろん、お客様対応は大切なので、店舗に立つ時間をすぐにゼロにすることが難しいというのは理解できます。しかし、自分の役割は何かを考えるとどうでしょうか。会社の組織として、自分に求められていることは店舗での対応なのでしょうか。そこで、マネージャー自身に自分の業務を考えてもらうことにしました。

 

その結果、徐々に店舗に立つ時間を減らすことができました。その後、少しずつマネージャーとしての意識も芽生え、本来期待していたエリアごとの店舗管理や数字の把握なども任せられるようになりました。こうしてこの会社は次の段階へと進むことができるようになったのです。

 

会社の組織が伸び悩んでいるときは、各メンバーに自分よりもさらに上のポジションの視点に立って考えてもらうことが大切です。

 

事例2)社長主導ですべてが動く会社

 

また、次にご紹介するクライアントは、設立20年ほどになるメーカーで、商品開発一つとっても社長が強い権限をお持ちの会社でした。社長の能力の高さゆえの問題ではあるのですが、私はこの状況を懸念していて「社長も50歳を過ぎているので、もっと強い組織にしないと会社が傾いたときや社長に何かあったときに持たないですよ」とお伝えしてはいたものの、急務ではなかったため、ずっと後回しになっている状態でした。

 

 

しかしあるとき、社長ご自身から“たしかに問題に直面してからでは遅い”と感じたとのことで、一緒に組織を強くするためのプロジェクトを開始することにしました。ここで私が行ったのは“権限移譲のための組織改革”です。

 

「社長主導の会社」を改善するポイント
・部門別会計にし、各事業部長に数字を把握させること
・各事業部長に決済権を移譲すること

 

私がこの会社で一番大きい問題だと感じたのは、各事業部長が売上数値しか追っていなかったことでした。事業部の責任者であるにもかかわらず、会社が黒字なのか赤字なのかさえも理解していない状態だったため、支払いサイクルや請求タイミングなどもあまり深刻に考えていなかったようでした。

 

そこで、部門別会計をルール化することからスタートしました。自分たちにいくら費用がかかり、いくら稼いでいるのかを理解してもらいたかったのです。部門別会計を導入後、各部の部門長が自分たちの数字を少しずつ把握するようになりました。そして、なぜこれだけの費用がかかっているかを疑問に思って確認したり、損益についても考えたりするようになりました。

 

さらに今まで売上ベースで見ていた数字を利益ベースで見るようになり、目標予算への達成進捗について分析したり、次月の取り組みを計画したりと部門長自ら積極的に行うようになったのです。この会社の成長はますます加速していくと思います。

 

 

課題を明確化すれば、会社は成長する

 

会社を成長させたいのなら、今、どんな課題があるかを明確にする必要があります。課題がみつけられないことが課題というのも一つです。何より課題を課題として認識していないことが問題なのです。

 

課題がわからないままだと、今やるべきことがわからずに社長の一存で動かす組織になる恐れがあります。さらに、問題が表面化してからの対応となり、収束するまで時間がかかってしまうこともあります。また、やるべきことがわからない状態だと周りの人も動くことができず、モチベーションが下がり、離職が増える危険もあります。

 

もし今、会社の成長スピードに悩みがあるのであれば、会社にある課題を挙げてみてください。それが成長の鍵になるかもしれません。

 

経営や会計についてのお困りごと、もっと課題を明確にしたい方はお気軽にご相談ください。

 

成長したい会社社長のための会計事務所の選び方

2019.02.14

代表者ブログ

会社を経営していると、経理や財務などお金に関することについての悩みは尽きません。また、会社が一定の規模(私は売上5,000万円以上を一定の区切りとしています)になると、組織や内部統制などの問題、今後に向けた投資も考えなくてはなりません。

 

会社の状況に合わせて相談できる会計事務所に依頼し、プロの意見を聞くことも会社の成長には大切なことであると思います。そこで、これから成長を目指す会社にとっての公認会計士事務所の選び方を私なりにまとめてみました。

 

 

トレンドについての解説ばかりしていないか

 

会計士は多くの情報を持っています。しかし、いくら情報を持っていても、クライアント向けに情報を選定できていないと意味がありません。例えば「まもなく相続税法が改正される」という情報を解説されても、今の会社にとって“相続”と縁がない状態であれば、必要ありません。

 

最近の税に関する情報など、普段自分が知らない情報を手に入れると満足感を得られますが、成長したい会社なら今すぐ必要な情報に絞るべきです。

 

先ほどの「相続税法が改正される」という話よりも「この会社にとってどんな組織を作るか」のほうが今は優先すべき大事なことです。具体的なアクションは提示せず、最近のトレンドについてばかり話す会計士であれば、契約は見直したほうが良いでしょう。

 

競合の情報だけで判断していないか

 

会計士はさまざまな会社の社長と接する機会が多く、また、経営に関する数値についても知っています。そのため、たいていの会計士はクライアントにアドバイスする際、競合他社の情報をもとにします。

 

例えば、「社員研修費をいくらに設定すれば良いか」という質問に対して「同規模の競合他社は平均すると売上の10%を割いています。御社は4%ほどなので、あと6%はかけても大丈夫ですよ」といったことです。

 

しかし、その提案は単なる参考情報であって、クライアントへのベストアンサーではありません。なぜなら競合と同じように予算比率を設定しなければいけないルールはないからです。大切なのは、今その予算が足りていないと感じるのか、今年の利益はどうだったか、将来に向けて投資をどれくらいするか、社長や部課長クラスの人にとって納得感のある金額か、です。

 

会社にとって必要な情報を持っているか

 

会計士はどの人に頼んでもスキルは同じと思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、税務に大きな悩みがあるなら税務に強い会計士や税理士も所属する会計事務所、監査を控えているなら監査経験の多い会計士など、それぞれの強みで選ぶことがポイントです。

 

お願いする会計士がどのような経歴であるか、どのような分野が得意かなど予め確認して自社のために必要な知識、経験を持っているか見極めましょう。

 

情報過多になっている時代だからこそ、自社にとって必要な情報をキュレーションして伝えてくれる会計士選びが重要となるのです。

 

成長させたい会社にとって会計事務所 の適正価格とは

 

お問合せいただいたお客様から、私の会計事務所では価格と予算が合わないと言われることがあります。あなたなら会計事務所 に依頼するとき、どのように予算を設定しますか。

 

個人的な考えですが、会社を成長させたいと考えるのなら会社の成長に必要な会計事務所への依頼 費用を値切るほどギリギリの状態では、まだ成長は見込めないと思います。その状態ならば、何よりも先に費用の削減か事業の見直し行い、予算を捻出するのが先決でしょう。

 

会社の会計についての情報を収集し、内容を正しく理解し、最善な計画を立て実行するためにはたくさんの費用と時間がかかります。会社を成長させるための必要な専門知識なら、その専門家に頼ることが一番の近道であることは明らかです。会計士からその知識と時間を買い、早く会社を成長させるためにいくら予算を割けるのか考えましょう。

 

私は課題を認識していないクライアントに対して「夢を見ることを否定はしないけど、まずは現実を見るべきです。そもそも何のために会社をやっているかを考えることから始めましょう」とゼロベースの考え方で話すことがあります。この意見こそ自分自身や身近な人からは出ない視点ではないでしょうか。

 

もちろん、現実を見ることが辛い場合もあります。それでも一緒に乗り越えて、会社を成長に導くサポートをするのが会計士なのです。そこにあなたは、いくらの価値を感じますか。

 

経営や会計についてのお困りごと、もっと課題を明確にしたい方はお気軽にご相談ください。

正しく理解していますか?会計士と税理士のちがい

2019.02.09

代表者ブログ

株式会社ゼロベース/渡邊勇教公認会計士・税理士事務所の代表、渡邊勇教です。

 

会計事務所というと、決算や確定申告の時期にお世話になる存在と思われる方も多いと思います。実は会計事務所ごとに持っている強みが異なります。

 

中でも、私たちが得意としているのは『税務』『業務改善』そして『ゼロベース思考』の3つです。最初なので自己紹介を兼ねて、具体的にご説明します。

 

税務の専門家として経営リスクをサポート

 

税務会計の専門家として、税法に則ることは大前提。使える税額控除をしっかりとご提案し、無駄な税金を支払わせないことが私たちの仕事です。本来あるべき税務会計を徹底することで、リスクのない会社経営をサポートいたします。

 

業務改善はクライアントを正確に把握してから

 

今まで、私は会計士として上場会社30社以上、非上場会社は大小合わせて100社以上のクライアントを見てきた結果、管理業務においては従来のやり方を続けていたり、ルーティンワークが多かったりしていて効率化ができていないことに気づきました。

 

そこで、私たちは抜本的な管理業務体制の改善をご提案しています。最近では、クラウド型の管理ツールが台頭してきたこともあり、従来のやり方を見直すべき機会が増えたように思います。

 

例えば、クラウド会計ソフト『freee』を導入です。月次決算に2ヶ月ほどかかっていた工数が0.5ヶ月に短縮したケースがありました。この短縮は、会社にとって工数削減も大きなメリットですが、何より業務をタイムリーに把握でき、迅速な経営判断を行うことが可能となることが目覚ましい変化です。会社の成長を目指すなら、業務改善は重視すべきです。

 

もちろん、闇雲に新しいツールを導入すれば良いわけではありません。今までの業務フローを正確に把握しないまま導入してしまうと、他システムや組織との連携がうまく行えず、かえって工数や予算がかかってしまう場合があります。

 

そのため、私たちが業務フローをしっかりと理解した上で、最適なツールをご提案し、導入すべきかどうかの判断材料を揃えること、また、導入後は運用のフォローアップまでを行うことが、クライアントの業務改善に十分効果的であると自負しています。

 

既存概念にとらわれない会計を超えた経営アドバイス

 

私たちが特に他と差別化している強みだと感じるのは『ゼロベース思考』です。この考え方は会計士や税理士が苦手とすることが多いといわれています。既存概念にとらわれず、常にクライアントの目的達成のためにどうあるべきかを考えています。

会計士であれば、クライアントとの付き合いが長くなると、どうしてもクライアントの考えを優先してしまいがちです。大手の会社社長の意向ということなら、迎合してしまうこともあるでしょう。しかし、私たちはクライアントに寄り添いつつも「そもそも会社として、どうあるべきか」「なんのためにやっているのか」という問いを繰り返します。

 

目的を達成するためには、社長の意向や過去の事例、競合状況などの規制を一旦取っ払って考えることが大切です。自分自身ではなかなか自問自答することができず、社内や身内からは聞きにくいような質問も必要だと感じれば行います。

 

私たちはクライアント各社各様の経営をしっかりと理解し、共に考え、最善の選択が行えるようバックアップしていきます。

 

================

 

公認会計士と税理士のちがい

 

さて、ここからは会計についての仕事についてご紹介したいと思います。
あなたは「公認会計士」と「税理士」の仕事について、わかりやすい説明ができますか?

 

身近な職業ではないため、ほとんどの人がきちんとした説明をできないのではないでしょうか。そこで、公認会計士・税理士事務所の代表を務めている中で、私が感じた「公認会計士」と「税理士」の違いについてお話ししたいと思います。(以下、公認会計士を会計士と略称で表現します)

 

簡単に言えば、帳簿の数字で正しく計算し、税務全般を見るのが税理士、そもそも出されている数字が正しいかどうかを会社の体制や業務フローなどの経営全般から見るのが会計士です。

 

もちろん、税額控除、組織再編税務、国際税務など税務に関する一定の分野においては税理士の方がスキルは高いケースが多いです。一方、会社の経営全体を見るのは会計士の仕事です。依頼金額においても、会計士の方が高いといわれています。たしかに平均年収で比べてみても、会計士の方が高いことが多いです。

 

また、私が近くで見ている限り、考え方にも違いは現れているように感じます。例えば、帳簿の存在意義に対する考え方です。

 

税理士の場合、“帳簿は税務申告が適正に行われることを目的に作成するもの”と認識しています。そのため、税法に則った細かいルールが多く、面倒に感じることがあります。しかし、正確な帳簿になるため急な税務調査が入った場合でも安心です。

 

対して会計士の場合は、“帳簿は経営状況を把握するためのもの”としての認識があり、正確さよりも経営状況を改善することに注力しています。経理業務だけで見れば、正確さよりも迅速性を優先します。

 

会計士と税理士、あなたが依頼するなら

 

よく「会計士と税理士どちらに頼めばいいのだろうか」という質問を受けますが、私は会社の規模が小さいうちはどちらでも変わらない、という考えです。試算表を見て5,000万円を超えてくると、経営判断に資する情報として会計士の必要性が高まります。

 

ただし、借り入れがない会社の場合は、税理士だけでも十分です。キャッシュフローのみを見ていくなら税理士のほうが得意なケースが多いのです。

 

会計士は、損益の動きと連動しながら経営アドバイスをすることを得意とします。そのため、会社の未来を作るような投資計画や組織づくりのスキルが高いのです。

 

また、会計士の主な仕事に監査があります。もしVCをはじめとした資金調達や上場を考えているのなら、早めに会計士に相談するのが良いでしょう。内部統制や社内のチェック機関がしっかりと機能しているかを見て、経理が作成した帳簿が信用に足るものかどうかを確認します。これは、一般的に税理士には難しい仕事です。

 

さらに私がお勧めしたいのが、成長を考えている会社であれば、早い段階で会計士からのアドバイスを聞くことです。会計士は監査法人出身者などが多く、大企業の社長と話している人たちが多いのです。彼らが持っている情報や今までの経験は、これから成長したい会社にとって非常に価値の高いものでしょう。

 

もし、小さい規模のうちは税理士にお願いしたいというのであれば、会計事務所に所属する税理士に依頼するのも良いでしょう。

 

是非、あなたの会社に合った信頼できる税理士、公認会計士をみつけて、成長に活かしてください。

 

経営や会計についてのお困りごと、もっと課題を明確にしたい方はお気軽にご相談ください。

 

Something special for you


「赤いバラ」ってそれだけで特別な感じがします。

 

今回も、おばあちゃんとお話ししながら決めました。

「12月に入ると高くなるから、赤いバラは今のうちだよ!」

妙に納得しながら事務所に帰りました。

 

年末の足音が聞こえてきそうな最近、

「自分にとっての特別な何か」を持っているかどうかで、この忙しなさを乗り切る力になるかもしれません。

それは、物だったり、人だったり、空間だったり、時間の過ごし方だったり、本当にそれぞれで、いくつあってもいいものです。

Meeting is inevitable!


前回の、ウメモドキ、リンドウ、ケイトウ、は

「秋らしいお花を」と見繕ろってもらいました。

お花から季節を感じるのは大事です☆

 

でも、今回は入口にドバっと居座るアルストロメリアと目が合う!

おばあちゃんから、「今朝入ったばかりだし、もつよー。」

とお勧め頂き、即決でした。

「いつもありがとう。小ぶりなの、サービスね。」

と白を2本もつけていただきかなりのボリューム感で華やぎます。

 

この1週間前、自宅用にお花を買いに寄っていました。

その時は真っ白なトルコキキョウを持ち帰りました。

同じものが欲しいと思っていても、タイミングが違うだけで全く違うものと感動が訪れます。

 

「出逢いは必然」です。

May our hearts be peaceful.

「お花を飾ろう!」

と渡邊さんが提案してくださったので、その日から、

‘いい感じの花瓶’と‘いい感じの花屋さん’探しが始まりました。

お花は近隣のお花屋さんを覗き歩きました。

 

最近の‘いい感じの花屋さん’は、駅中にあるような大手のチェーン店だったり、

ボリュームも色味もたくさんあり、ブーケや花束が既に用意されているような、

センスの光るお花屋さんを思い浮かべます。

でも、私が最終的に行きつき、定期的に購入したいと思ったのは、

近くの昔からある、おばあちゃんと息子さんが営む、コンクリート打ちっぱなしの

店内に所狭しと季節の木花が無造作に置かれるお花屋さんでした。

 

お花を飾る目的はきっとそれぞれ違います。

それを目にした人の感じ方もそれぞれです。

でも、一律として「心を穏やかに」してくれる効果がお花にはあると感じています。

そこにいるだけで、人を癒したり、頑張る力をくれたり、

お花は本当にすごいパワーを持っていると思います。

 

私たちはクライアントにとってそんな存在になれたら本望です。